意見書第1号 基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へ早急に引き上げを求める意見書について
議決日:平成15年3月26日
議決結果:原案可決
採決状況:全員一致
意見書第1号
基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へ早急に引き上げを求める意見書について
地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣及び関係大臣等に対し意見書を別記のとおり提出する。
平成15年3月26日提出
提 出 者 入間市議会議員 簑口順子
賛 成 者 〃 山下修子
〃 〃 対馬ヨシ江
〃 〃 宮岡幸江
〃 〃 塩屋和雄
〃 〃 高山振二
基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へ早急に引き上げを求める意見書
現在、国民は公的年金制度に対して不安、不信を高めている。とりわけ国民年金では不払い者が増加しており、入間市においても30パーセント(平成14年12月現在)近くの人が不払い者となっている。こうした制度の「空洞化」は、将来年金を受給できない無年金者や低年金者を増大させるおそれがある。
公的年金制度に対する国民の信頼を回復し、将来にわたり安心した制度とするため、2000年改正国民年金法附則にあるとおり、基礎年金の国庫負担割合を引き上げ、制度基盤の安定化をはかることが必要である。
よって、国においては「基礎年金の国庫負担割合を3分の1から2分の1へ早急に引き上げる」こと及び「国庫負担引き上げ分に見合う保険料については、厚生年金等の保険料で1パーセント、国民年金保険料で3,000円を引き下げる」ことを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成15年3月26日
埼玉県入間市議会