議員提出議案第1号 西武鉄道株式会社の路線の維持及び埼玉西武ライオンズの存続を求める決議について
議決日:平成25年5月29日
議決結果:原案可決(全員一致)
採決状況:全員一致
1 決 議 別記のとおり
平成25年5月29日提出
提出者 入間市議会議員 平山五郎
賛成者 〃 小出 亘
〃 〃 石田芳夫
〃 〃 末次 正
〃 〃 山本秀和
〃 〃 鈴木洋明
〃 〃 横田淳一
〃 〃 駒井 勲
西武鉄道株式会社の路線の維持及び埼玉西武ライオンズの存続を求める決議
株式会社西武ホールディングスの筆頭株主である米投資会社は、公開株式買付けを実施するにあたり、西武鉄道株式会社の不採算路線として5路線の廃止と埼玉西武ライオンズの売却を提案していることが、大きく報道された。
廃止提案の対象となった5路線(秩父線、国分寺線、山口線、多摩湖線、多摩川線)は、直接入間市内の駅に接続している路線ではないが、多くの入間市民が通勤・通学にこれらの路線を利用し、また、多くの人々がこれらの路線を使い、入間市を訪問している。まさに、市民生活に不可欠な交通手段であるばかりでなく、入間市の振興・発展に欠くことのできない路線である。
公共性・公益性の高い公共交通機関である鉄道事業に対して、経営合理化を優先して鉄道路線の廃止を提案することは、極めて遺憾であるとともに、地域振興にかかわる大問題であり、これら5路線の廃止は、到底承服できるものではない。
また、埼玉西武ライオンズは、県内各市町村と協力して、埼玉県の振興に寄与しており、地域への貢献は計り知れないものがある。埼玉西武ライオンズは、埼玉県民の誇りであり、地域の子ども達の憧れとなっている。その球団の売却は到底納得できるものではない。
よって、入間市議会は、株式会社西武ホールディングス及び西武鉄道株式会社に対して、入間市民にとって、また近隣住民にとって重要な公共交通機関であるこれら5路線の維持を強く求めるとともに、埼玉西武ライオンズの存続を強く求めるものである。
以上、決議する。
平成25年5月29日
埼玉県入間市議会