議員提出議案第9号 旧埼玉県立入間高等学校の校地及び施設に県立特別支援学校の設置を求める意見書について
議決日:平成25年9月20日
議決結果:原案可決(全員一致)
採決状況:全員一致
地方自治法第99条の規定により、埼玉県知事及び埼玉県教育委員会に対し意見書を別記のとおり提出する。
平成25年9月20日提出
提出者 入間市議会議員 平山五郎
賛成者 〃 安道佳子
〃 〃 向口文恵
〃 〃 松本義明
〃 〃 紺野博哉
〃 〃 小島清人
〃 〃 近藤常雄
旧埼玉県立入間高等学校の校地及び施設に県立特別支援学校の設置を求める意見書
近年、特別支援教育においては、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善または克服するための適切な指導及び必要な支援を行うことが強く求められている。
本市では、特別支援教育の充実を図るとともに、平成21年度から入間市内のすべての子ども(乳幼児期から概ね20歳未満の子)の自立を総合的に支援する「子ども未来室事業」を立ち上げ、発達障害あるいはその疑いのある幼児児童生徒等に連続性のある教育的支援を行っているところである。
このような中、本市には特別支援学校が設置されていないため、平成25年4月現在、市外にある狭山特別支援学校に入間市内の児童生徒77名(在籍生徒数176名、在籍数の約44%)が通学している状況である。
一方、旧埼玉県立入間高等学校は、入間市内の多くの方々の願いにより誘致し設置された高校であるが、平成25年3月31日、34年の歴史に幕を閉じ、埼玉県立豊岡高等学校に統合され閉校となった。現在、その校地及び施設の利用方法については、未定であるとのことである。
こうした状況を踏まえ、本市議会としては、旧埼玉県立入間高等学校の校地及び施設に特別支援学校を早期に設置することを強く求める。
なお、設置にあたっては、下記事項も併せて要望する。
記
1 知的障害を伴う発達障害の生徒の社会的自立を目指し、就労のための職業教育を重視した、特色ある特別支援学校にすること。
2 体育館、グランド、テニスコート等の施設を一般開放すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成25年9月20日
埼玉県入間市議会