議員提出議案第1号 終戦・被爆70周年にあたり、核兵器廃絶と恒久平和の実現への決意を表明する決議について
議決日:平成27年6月24日
議決結果:原案可決(全員一致)
採決状況:全員一致
終戦・被爆70周年にあたり、核兵器廃絶と恒久平和の実現への決意を表明する決議について
1 決 議 別記のとおり
平成27年6月24日提出
提 出 者 入間市議会議員 安道佳子
賛 成 者 〃 小出 亘
〃 〃 石田芳夫
〃 〃 末次 正
〃 〃 紺野博哉
〃 〃 宮岡治郎
〃 〃 松本義明
〃 〃 山本秀和
終戦・被爆70周年にあたり、核兵器廃絶と恒久平和の実現への決意を表明する決議
核兵器の廃絶と恒久平和の実現は、私たち被爆国民の心からの願いであるが、いまだ実現していない。世界には依然として1万6000発以上の核兵器が存在し、核兵器の脅威から、今なお人類は解放されていない。私たちは、改めて、この厳しい現実を直視する必要がある。
入間市は、平成7年8月15日に「入間市平和都市宣言」を行い「世界唯一の被爆国である我が国は、再び、戦争という過ちを繰り返さないことを決意し、核兵器の廃絶を訴えていかなければならない」ことを表明すると共に「平和の尊さを訴えつづける」ことを誓っている。
また、本市は平成23年1月1日に、広島・長崎両都市が主宰し、現在では国内外の6700を超える都市が加盟する「平和首長会議」に加盟する等、平和推進事業を積極的にすすめている。
国連等においても、核兵器の非人道性に焦点を当て、それを非合法化しようとする機運がたかまっている。
本年は、終戦そして被爆70周年という節目の年である。
市民の代表である本市議会としても、一日も早い核兵器廃絶と世界の恒久平和という悲願の実現に向けて、役割を果たしていく必要がある。
よって、本市議会は、終戦・被爆70周年にあたり、戦没者、原爆死没者を含むすべての戦争被害者に哀悼の意を表するとともに、改めて、「ヒロシマ・ナガサキ」の願いである核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けて、全力を尽くす決意をここに表明する。
以上、決議する。
平成27年6月24日
埼玉県入間市議会