議員提出議案第2号 CV−22オスプレイの米軍横田基地への配備に対する決議について
議決日:平成27年6月24日
議決結果:原案可決(全員一致)
採決状況:全員一致
CV−22オスプレイの米軍横田基地への配備に対する決議について
1 決 議 別記のとおり
平成27年6月24日提出
提 出 者 入間市議会議員 山本秀和
賛 成 者 〃 安道佳子
〃 〃 向口文恵
〃 〃 杉山捷治
〃 〃 鈴木洋明
〃 〃 金子俊雄
〃 〃 野口哲次
CV−22オスプレイの米軍横田基地への配備に対する決議
平成27年5月12日、防衛省北関東防衛局企画部地方調整課から当市に対し、「米国政府が、平成29年後半からCV−22オスプレイを横田飛行場に3機配備し、平成33年までにさらに7機、合計10機を配備する」旨の、文書による情報提供がなされた。
その後、(現地時間)同年5月17日に、アメリカ合衆国ハワイ州において、同種機体による事故が発生したところである。
入間市議会として、日米同盟を基軸としている我が国の国防、安全保障政策上の観点や、在日米軍基地が集中している沖縄県の負担軽減の必要性については十分に理解するところではあるが、当市、特に西部に位置する金子地区は、米軍横田基地の飛行ルート直下にあたり、CV−22オスプレイの安全性に対する市民の不安や懸念の声は非常に多い。かかる市民の不安や懸念が払拭されない段階で、唐突に配備の発表がなされたことは、極めて遺憾である。
よって、米軍横田基地の飛行ルート直下に位置する入間市の議会として、下記の通り決議する。
記
1 入間市は、米軍横田基地の飛行ルート直下に位置し、航路下の市民は特に大きな不安にさらされている。今回配備に関する詳細について、市当局及び市民に対し、担当者から直接具体的かつ詳細な情報提供および説明がなされるよう、強く求める。
2 CV−22オスプレイの安全性について、今般事故により、市民の不安や懸念がさらに高まっている。かかる市民の不安や懸念を払拭すべく、国においてその安全性に関する十分な説明がなされるよう、強く求める。
3 上記に掲げる情報提供ならびに説明が国の責任において適切になされるまでの間にあっては、当該配備および飛行を見合わせるよう、強く求める。
以上、決議する。
平成27年6月24日
埼玉県入間市議会