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議案名

議員提出議案第7号 市保有債権の放棄事案にかかる再発防止に関する決議について

本会議議決結果

議決日:平成26年12月18日
議決結果:否決(賛成少数)
採決状況:賛成少数

内容

市保有債権の放棄事案にかかる再発防止に関する決議について

1 決 議  別記のとおり


平成26年12月18日提出

提出者 入間市議会議員 山本秀和
賛成者 〃 松本義明
〃 〃 野口哲次


市保有債権の放棄事案にかかる再発防止に関する決議(案)

 平成13年入間市議会第1回定例会において議決され、これに基づき実行された株式会社入間セントラルに対する入間市法人保留床取得資金貸付金3億円のうち、およそ2億3千万円について、その債権を放棄するに至った。
このことは、15万入間市民の血税を預かる地方公共団体として、決してあってはならないことである。議会および市長はじめ市当局の責任は極めて重く、その自覚をもって真摯に反省するとともに、市民に対し深くお詫び申し上げる。
議会は、市の経営に対し重大なる責任を負っていることを改めて自覚し、同種事案の再発防止に向けた議会運営の改革および向上について、主権者たる市民のご協力を賜りつつ、これを積極的に推進する。
 株式会社入間セントラルから事業譲渡を受ける入間都市開発株式会社は、市が発行株式の48%を保有する第三セクター会社であり、今後の成り行きによっては新たな市の負担の発生も危惧される。
 入間市において、二度と同様の事案が生じ、さらなる市民負担を生じさせることのないよう、下記の項目につき決議する。



一、市長は、入間都市開発株式会社(以下、「会社」という)の筆頭株主として、会社の適切な経営および管理に最大限努めること

二、市長は、法令に基づく会社の経営状況ならびに財務状況等の議会への報告の際、その評価をあわせて報告すること

三、市長は、市の施策運営上、合理的な必要性および妥当性を有するものを除き、会社に対する財政支援を一切行わないこと

四、市長は、会社の借入金に対する「暗黙の債務保証」が存在しないことを、職名による公文書をもって対外的に明示すること

以上、決議する。

 平成26年12月18日

埼玉県入間市議会

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