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請願第2号 ペアーレ入間を入間市の施設として存続させることに関する請願

受理年月日 平成19年8月24日 受理番号 請願第2号
委員会付託日   ─ 付託委員会 総務常任委員会
議決年月日 平成19年9月20日 議決結果 趣旨採択
賛成多数
紹介議員 石田芳夫
宮岡治郎
金子俊雄
請願第2号
  ペアーレ入間を入間市の施設として存続させることに関する請願

〔請願趣旨〕
 昨今の厳しい年金財政状況等を踏まえ、政府は全国に点在する年金福祉施設等288施設を、22年度までに、すべて譲渡または廃止する方針です。
 「ペアーレ入間」においても、近々、譲渡または、廃止という極めて憂慮される事態と聞いております。
 従いまして、以下の理由によりペアーレ入間を存続させることについて請願いたします。
〔請願理由〕
 ペアーレ入間では、平成9年に開設されて以来10年、「心と体の健康作り」をテーマに、132もの講座が開かれるまでになっております。入間市民のみならず近隣市民も含め常時、延べ約3,000人が、健康維持、増進、回復のために、水泳教室、トレーニングジム等で汗を流し、文化講座においては、自己研鑽、生涯学習の場として活用しております。また、受講者は幼児から高齢者におよび、まさに、入間市のスローガンでもある「元気な入間」の縮図と言っても過言ではありません。
 当施設の存在意義は、健常者の健康維持ばかりではありません。例えば、怪我等で温水プールを利用してのリハビリで、回復を遂げられた方もおり、この点からも当施設の利用価値は高く、大変重要な施設であります。
 さらに、当施設利用者による活動の発表の場として、産業文化センター、博物館アリット等々が使われており、入間市の公共施設利用の活性化の役割の一端を担っております。ひいては、入間市の文化の向上、振興にも寄与しております。
 また、ペアーレ誘致に関し、当時、総合クリーンセンターの建設という事情があり、その見返りとして、近隣住民の福利厚生のため、入間市としても積極的にかかわり、県内1施設という厳しい条件下にもかかわらず、ペアーレ入間の実現に至った経緯があります。その結果、クリーンセンターの余熱がペアーレ入間の温水プール、風呂、館内暖房に使用されており、エネルギーの有効利用のモデル拠点として、入間市との関係は切っても切れないものとなっております。特に風呂の設置に関しては他のペアーレにはない、ペアーレ入間独自のもので、地域住民のため配慮されたものと聞いております。
 超高齢化社会の到来とともに、人々の健康に対する関心はますます高まっており、こうした時代背景の中で、生活習慣病の予防や、病後のリハビリ、生涯学習の場として、文化活動の発信基地として、大いに貢献しているペアーレ入間の存在意義は計り知れません。そればかりか、今後は、以前にも増しより一層、このような施設の必要性は、高まるものと考えられます。
 加うるに、当市民は入間市の立地上、洗練されたかつ多様な文化に触れる機会という点で、極めて不利益を被っております。それを補助する文化活動の拠点としてのペアーレ入間の果たしている役割は多大であると考えます。
 ペアーレ入間が10年掛けて培ってきた市民の健康的、文化的生活の源となる貴重な足掛かりを失う事は、入間市にとって、入間市民にとって、多大な損失となる事は論を待ちません。
 以上述べました事に鑑み、ペアーレ入間は、もはや、入間市の目指している「香り豊かな緑の文化都市」・「元気な入間」を実現するに、必要不可欠の存在となっております。
 当施設を『生涯健康、生涯学習』を目的とした活動の拠点として、入間市に引き継いで存続していただけるよう請願いたします。
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