請願第5号 子ども医療費無料制度の拡充を求める請願
受理日:平成19年11月26日
付託委員会:福祉教育常任委員会
議決日:平成19年12月20日
議決結果:採択
採決状況:全員一致
山下修子
金子健一
宮岡治郎
齋藤國男
〔請願趣旨〕
いま、若い世代は核家族化の中で悩みながらも、子どもの笑顔に励まされながら、仕事と子育てに懸命に取り組んでいます。子育ての大きな不安の一つに子どもの病気があります。
子どもは病気にかかりやすく、抵抗力が弱いため重症化することも早く、病気の早期発見、早期治療を支える環境が非常に大切です。
入間市では、「乳幼児医療費支給制度」を実施し、就学前まで助成しています。この間、関係各位の努力で「代行申請」になり簡素化されましたが、現在医療機関の窓口でいったん医療費の自己負担分を支払い、後から申請して還付してもらう方法(償還払い方式)になっており、手元に現金がないと医療機関にかかれません。
東京都内をはじめ近隣の川越市、飯能市、日高市ではすでに窓口払いがなくなり、現物給付が実施されています。所沢市では2007年10月から、狭山市でも2008年から窓口払いが廃止され、入間市だけが取り残されます。
子ども医療費助成制度の年齢拡大についても、都内19区が中学卒業まで、埼玉県内では川越市、行田市などは中学卒業まで、深谷市、桶川市は小学卒業までになっています。また、狭山市は2008年から小学3年生まで、2010年までには中学3年生まで無料になる方針が示されています。
子どもの医療費の心配をなくすことは、大きな子育て支援になります。
入間市で安心して子どもを産み育てることができるよう、以下、請願します。
〔請願項目〕
1.「入間市乳幼児医療費支給制度」の窓口一時立替払いをなくしてください。
2.「入間市乳幼児医療費支給制度」の対象年齢を小学校3年生まで拡大してください。