請願第3号 安心して子供が産める環境「助産院の開設」の推進と、市民参加型の助産院(所)の開設準備プロジェクトの立ち上げに関する請願
受理日:平成21年6月4日
付託委員会:福祉教育常任委員会
付託日:平成21年6月4日
審査日:平成21年6月12日
審査結果:不採択
議決日:平成21年6月25日
議決結果:不採択(賛成少数)
採決状況:賛成少数
山本秀和
〔請願趣旨〕
少子化が叫ばれている現在、産科病院の減少と産科総合病院や周産期医療体制の不備(医師不足等)により、出産に関する不安が増加しつつあります。
その原因は単なる医師不足だけではなく、正常分娩は助産院や助産所で、異常分娩は、それぞれの専門の産科病院や総合病院にと役割分担をしていかない限り現在の産科医療の充実は成り立たないし、産科病院や総合病院に集中する現在のやり方を進めていては、今の医師の現有人数からして病院運営は不可能に近い。
市民の、日常の安心安全を考えるときに、助産師の本来の仕事である助産院や助産所を開設し、産科病院や総合病院の負担軽減をし、安心して子どもが産める環境の構築が大切と考えます。
(1)市民参加による助産院(所)開設のプロジェクトの立ち上げ
(2)入間市内の施設に助産院(所)の開設を推進する。
現在は、入間市で助産師として活動している方は、たった一人だけなんです。それも、自宅での出張分娩という方法をとらざるを得ない状況があり、市内の産科病院の支援も得られず、遠方の産科病院のご協力があって、なんとか活動している状況です。
少子化対策を推進する考えを議員の皆さんが持っておられる事を信じての請願でありまして、助産院(所)を開設にあたりましては、多くの関係者や知識経験者を集結し、市民参加型の助産院(所)開設プロジェクトを立ち上げる事を強く要望するものです。