請願第3号 テニスコート建設に関する請願
受理日：平成12年8月28日
付託委員会：文教経済常任委員会
議決日：平成12年9月21日
議決結果：採択
採決状況：全員一致
石本勝彦
宮岡栄一
金子俊雄
石田芳夫
簔口順子
〔要 旨〕
入間市には生涯スポーツとしてテニスを愛好する市民が大変多くいます。
これはテニス教室など積極的な普及活動や市民の健康に対する意識の高さによるものと考えられます。しかし一方でそれを受け入れる施設は十分とはいえません。
テニスコートは運動公園に6面、中央公園に4面、黒須運動場に10面と合計20面あります。これらのテニスコートは市民テニス大会、テニス教室、学生大会と一般貸出しなどにより利用されていますが、利用者はコート状態の良い運動公園、中央公園に集中しており一般貸出しは休日利用確保に大変な競争率となっております。
この原因は黒須コートのコート状態が非常に悪く利用率が低いためです。
当市には黒須運動場に面数として一番多い10面のコートがありメイン会場として大会を開催してきましたが、河川敷という立地環境からコートの風化は早く、その寿命も2〜4年で耐え難きコート状態となります。度重なる冠水はコート状態を更に悪化させております。また長期閉鎖により大会の中止、縮小、変更など大会の混乱を招いている。
黒須、河川敷テニスコートの問題点
1．コート面の荒れが早い
・コートの排水が悪く荒木田が流される（雨天時には池となる）
・風が強く、また風除けがないので荒木田が吹き飛ばされる
・コートの土に必要な湿度整備がされないのでひび割れが激しい
・散水がされず動力ローラ転圧が少ない、整備が悪い
2．河川の増水による冠水は建設以来、3回にもなり立地場所にも大きな問題がある
3．水や便所の不備は大会会場としてもその機能は耐え難き所である
以上の理由から黒須運動場コートはその立地条件よりテニスコートとしての機能に無理があると判断いたします。
〔請願事項〕
河川敷以外の場所にテニスコートの建設を請願する
1．コート面数、12面
2．全面、人工芝とし利用効率を上げる