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請願第5号 豚コレラ生ワクチンによる自衛防疫継続の意見書提出に関する請願

受理年月日 平成11年11月24日 受理番号 請願第5号
委員会付託日   ─ 付託委員会 文教経済常任委員会
議決年月日 平成11年12月22日 議決結果 採択
全員一致
紹介議員 田中智義
近藤常雄
久保政喜
高山振二
請願第5号
  豚コレラ生ワクチンによる自衛防疫継続の意見書提出に関する請願

〔要  旨〕
 平成10年7月3日10畜A第1418号農林水産省畜産局長通達により、基本方針として豚コレラの防疫については、近年の発生状況と予防意識の向上を勘案して、これまでのワクチン接種による発生予防成果を踏まえ、ワクチンを使用しない防疫体制の確立を図り、豚コレラの清浄化を達成するものとする。
 上記、畜産局長通達の基本方針については反対であり、私たち生産者が安心して養豚経営が継続できる環境整備が整うまで、今後も豚コレラワクチン接種の継続を請願します。
(理  由)
 農林水産省では、このたび豚コレラ撲滅事業の一環として豚コレラワクチン接種の中止を平成12年秋を目標に全国的に進めようとされています。
 しかし、豚コレラが数年間発生していないのは、豚コレラワクチン接種の継続と衛生管理の徹底や関係機関のご指導の成果であり、これが中止されると豚コレラが発生する危険にさらされることは明らかです。
 当県下でも、過去に豚コレラ予防接種漏れの豚から発生し猛威をふるった経過があります。豚コレラ撲滅事業の一環である豚コレラワクチン接種の中止のもとで万一発生した場合、法的殺処分が行われ大量のヘイ死体を埋却、焼却処分することは、現在の環境問題から考えると不可能であり、地下水を生活水として使用している周辺地域では環境汚染が大きな問題ともなり、その被害は甚大でわが国の養豚は再生不能と成りかねず養豚業者の死活問題です。さらに豚肉価格が高騰し消費者にも大きな影響が出ると考えられます。
 また、わが国は世界各地から食肉を輸入していますが、いつどのような経路で豚コレラウィルスが入ってくるか全く予断がゆるされず、ワクチン接種こそが豚コレラを予防する最良の方策であり、断固としてワクチン接種中止は許しては成りません。
 どうか私どもの真情をお汲み取りいただき、下記について国及び関係機関へ意見書を提出されるよう請願いたします。

                    記

 豚コレラ生ワクチンによる自衛防疫を継続すること
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