受理年月日 | 平成18年2月22日 | 受理番号 | 請願第1号 |
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委員会付託日 | ─ | 付託委員会 | 福祉教育常任委員会 |
議決年月日 | 平成18年3月22日 | 議決結果 | 趣旨採択 賛成多数 |
紹介議員 | 山下修子 金子健一 金子俊雄 |
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請願第1号 入間市学童保育室に関する請願 〔請願趣旨〕 表題の件につき、開所時間並びに定員の拡大を請願します。 現在、入間市の児童福祉サービスとして行われている未就学児の保育所では、開所時間が、 7 時30 分から18 時30 分(時間延長を含む)までと定められております。比べて、小学校 進学に伴い移行する学童保育室においては、開所時間が平日の放課後から18 時まで、さら に春・夏・冬休み等の長期休み、土曜日の開所時間においては8 時30 分から18 時までとな っております。この進学時に発生する、迎え時間の繰り上げや、春・夏・冬休み等の長期休 みの保育時間短縮等、保育時間帯の差異によって、保護者の就労時間の変更や勤務先での調 整が必須になりますが、それらの対応に基づいて、育成環境を新たに築いていくことは決し て容易ではなく、保護者側の就労状況への負荷や、調整困難な状態は、見過ごしできない大 きな問題となっています。 このため、保護者間では切実な困窮の声が多数上げられており、ここに問題改善のための 請願を入間市議会に提出いたします。 なお、この請願案件は過去にも同様の請願事項で提出があり平成7 年12 月定例会(請願 第3 号)では趣旨採択され、この請願事項を現状に即して発展させ、改善を求めた平成11 年12 月定例会(請願第6 号)では全員一致で採択されております。この問題については、 その後も、現在に至るまで、同内容の一般質問が、議会で取り上げられてきましたが、いま だ改善に至っていない状況です。以上の点を踏まえた上で、今回の請願案件につきましては、 平成19 年2 月末日を期限として速やかに施行されたく、ここに請願いたします。 〔請願事項〕 1.入間市学童保育室開所時間の拡大 (1)平常の授業時間は、放課後から午後6 時30 分まで。 (2)春・夏・冬休み、土曜日等は午前7 時30 分から午後6 時30 分まで。 現在、入間市学童保育室での保育時間は、 (1)平常の授業時間は、放課後から午後6 時まで。 (2)春・夏・冬休み、土曜日等は午前8 時30 分から午後6 時まで。 とされています。 現在、私たち保護者を取り巻く社会的雇用問題は、非常に深刻化しており、現在の就労環 境における雇用体制では、市で制定されております保育時間にあわせて、労働条件を雇用者 に提示することはそのまま解雇につながってしまうということも、決して大げさではなく、 再就職に至る場合も検討しなければならない、危機的な問題となってしまいます。このほか にも「受け入れ学年の拡大」「夏休みのみの受け入れ」「給食の導入」「自営業の受け入れ」 等の声が上がりましたが、この中でも特に「開所時間の拡大」は急務的な最優先事項として、 開所時間の拡大を強く請願いたします。 2.受け入れ学年(小学校1〜6 年生)並びに定員の拡大 入間市学童保育室での受け入れ対象児童は、保護者の就労等により常時留守となったり、 病人の看護等により家族において十分に保育することができない小学校低学年(1〜3 年生) 児童とされています。しかし、昨今の治安の悪化、また少年犯罪の増加・低年齢化傾向等を 考察すると、放課後児童健全育成の概念に小学校4 年生以上の児童においても含まれるべき であり、小学校4 年生以上の児童についても受け入れ枠を設けるべきと考えます。特に夏休 み等で、長期間、長時間に保護者が留守になる場合は深刻であり、大人の目の届く場所に子 供を預けられることは、就労する保護者にとって、何にも変えがたい安心であることを認識 していただきたく、受け入れ学年並びに定員の拡大をここに請願いたします。 |